6月初旬、七年に一度の善光寺御開帳に行きました。
善光寺はJR長野駅から歩いて20~30分です。駅を出てバスもありますが天気がよければ参道を歩くのがおすすめです。境内に入るとまず「仁王門」、その先に「山門」があります。山門を入ると回向柱(えこうばしら)があります。
回向柱は前立本尊と糸でつながっており、ここに触れると功徳が得られるとのことです。柱を過ぎると大香炉で、線香の煙を浴びると悪いところが治ると言われています。
いよいよ本堂の前立本尊(まえだちほんぞん)に参拝です。本堂脇の券売所で参拝券を購入して列に並びます。平日午前のこの日は約30分で参拝できました。
参拝後はお戒壇巡りです。内々陣の右側を奥へ進み階段を降りると真っ暗な回廊があります。そこを壁伝いに歩きご本尊の下にある「極楽の錠前」を探します。錠前に触れることができれば、ご本尊と結縁されて極楽往生が約束されるのだそうです。
参拝を無事終えて向かった先は「光寺外苑西之門よしのや」です。広大な敷地に直営売店、酒蔵見学コース、レストラン等の施設があり、善光寺参拝者の観光ルートになっています。「よしのや」は日本酒西之門の蔵元で、寛永14年(1637)創業。蔵が善光寺の西門前にあることから命名された西之門は、新酒鑑評会で何度か金賞を受賞しています。
まずは酒蔵の見学です。製造工程順に設備を見学できます。ここは2010年まで稼働していた醸造所で、現在の醸造設備は犀川のほとりに移設したようです。
予約不要で開場中は出入り自由に見学できます。
見学の後は試飲です。ここの売店では、最高級品からレギュラー品まで蔵で造るほとんどの商品をこんなに飲んでいいのというぐらい試飲できます。気がつくとついつい買いすぎてしまいました。
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