大宮の武蔵一宮氷川神社舞殿で行われた薪能を観ました。
東北・上越新幹線の開業を記念して1982年5月に始まった大宮薪能は、回を重ねて今年で43回目。国内でも指折りの薪能と評されている。
舞台は5月24日(金)、25日(土)の2日間にわたって開催され、私は第1日の24日(金)の演目を観ました。
開演時間は19時で、演目は以下の通り。
素謡:翁 金春憲和
狂言:鐘の音 野村万作
能 :半蔀 小林与志郎
舞台は翁の謡で厳かに始まり、人間国宝野村万作翁の名人芸に沸き、幻想的で美しい半蔀へと流れていった。
神社の境内で神に奉納するものであることから、全編を通して清々しく、神々しい雰囲気に溢れていた。薄雲でややかすんだ月が幻想的な雰囲気を加えたことにより、半蔀の美しさがより際立ったように思います。
天候の影響を受けやすい薪能だがこの夜は天気にもめぐまれ素晴らしい時間をすごすことができた。
舞台終了後は日本酒のぬる燗を飲みつつしばし余韻に浸りました。
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