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サントリー<天然水のビール工場>東京・武蔵野

サントリー<天然水のビール工場>東京・武蔵野に行きました。

サントリーは東京・武蔵野、京都、群馬、熊本の4カ所にビール工場を持っており、うち3カ所が見学できます。東京・武蔵野は、1963年に開設されたサントリー初のビール工場で、ザ・プレミアム・モルツもここで誕生した重要拠点です。

サントリー<天然水のビール工場>東京・武蔵野
[エントランス]

参加費無料70分の工場見学は、サントリーの天然水仕込みに対するこだわりを中心に、品質向上への取り組みや歴史を製造工程にそって説明してくれます。

ツアーの最後に、中グラス2杯+小グラス3杯(3種飲み比べ)のビールを試飲できます。

 

工場見学参加にはインターネットか電話での事前予約が必要です。

https://www.suntory.co.jp/factory/musashino/

 

京王線の分倍河原駅からシャトルバスの無料送迎サービスがあり、駅からはバスで約10分。町中にある工場はオシャレさのなかにも風格を感じさせる佇まいです。 

サントリー<天然水のビール工場>東京・武蔵野
[タンクを通り抜ける]

工場3Fで受付をすませると、10分ほどでツアー開始です。

参加者は20人弱。

 

1.シアター:15分

ツアーの最初は、シアターでのイメージビデオ視聴です。サントリーのビール醸造への想いや挑戦の歴史、プレミアムモルツ誕生のストーリー、森造りから始まる天然水へのこだわりなどをビデで説明してくれます。

 

2.製造工程見学:35分

(1)原材料選び:  麦芽とホップの展示を見ながら素材へのこだわりを紹介

(2)仕込~ろ過:  タンクの実物を見ながら仕込み、発酵、貯酒、ろ過の工程を紹介

(3)パッケージング:工場のパッケージング・ライン、ビデオを見ながら工程を紹介。

この工程では、武蔵野工場が見学の目玉と位置付ける「実際に使われていたタンクの中を通り抜ける」アトラクションを体験できます。

 

サントリー<天然水のビール工場>東京・武蔵野
[プレミアムモルツの飲み比べ]

3. テイスティング:20分

ホールで、武蔵野工場で作りたてのプレミアムモルツを試飲

 

(1)まずは、作り立てのザ・プレミアム・モルツを中グラスで1杯

 

(2)次に小グラスで、3種類のプレミアムモルツを飲み比べます(小グラスといってもそれなりの大きさです)

 ・ザ・プレミアム・モルツ

 ・ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール

 ・ザ・プレミアム・モルツマスターズドリーム

 

(3)最後に飲み比べで気に入ったもの1種を選んで、さらに中グラスで1杯

 

質、量ともに素晴らしい内容です。

テイスティングにあたっては、それぞれのビールを美味しく飲むのに最も適した形状のグラスに注いでくれるといったこだわりようで、例えば〈香る〉エールなら、香りの華やかさを楽しめるように飲み口が広がったチューリップ型で提供してくれます。

ところで、プレミアムモルツ、香るエールの缶にそれぞれグラスのシルエットがデザインされていることはご存じでしょうか。これはこの形のグラスで飲んでほしいというサントリーからのメッセージだそうです。おいしいビールを最高の状態で提供したいというサントリーの心意気を感じます。この辺りの心配りがとてもいいですね!

工場見学で「天然水なくして、理想とするうまいビールはつくれない。」との信念で理想のビール造りに取り組むサントリーの情熱に、少しだけですが触れることができた気がします。運転手さん含めスタッフの皆さんもとても親切で感じが良く、楽しいツアーでした。

 

サントリーに対する印象が大幅にアップしました。


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