大宮駅から氷川神社へ向かう一宮通り沿いにある大西屋は、大正末期創業。
大宮で一番古いと言われる酒屋で、太宰治が訪れたとも言われる老舗です。
角打ちをやっていると聞いたので行ってみました。
店主も常連の方もフレンドリーで、店の雰囲気も良く、良心価格。「ザ・角打ち」の良店です。楽しい時間を過ごせました。
角打ちは18時~21時
夕方6時過ぎに店に到着。黒塗りの風格ある店の軒灯が、暗がりにほんのりと浮かび上がり風情があります。
店名は「銘酒肆 大西屋」。
“めいしゅし”は、酒を出す色っぽい店「銘酒屋(めいしゅや)」と酒を売る店「酒肆(しゅし)」をかけた造語で、先代が遊び心でつけたそうです。
中に入ると昔ながらの酒屋といった内装が、温かみのあるシャンデリアに照らされレトロ感抜群です。
私が一番乗りのようでまだ誰もいません。
店主に「角打ちをやってると聞いたんですけど、どうすればいいんですか?」と尋ねると、「好きな飲み物を選んでレジカウンターで会計したら、お好きな場所で飲んでください」とのこと。
カウンター脇に貼られたメニューを見ると、ウイスキー、ワイン、ハイボール等々バリエーション豊富。燗もつけてくれるようです。加えて冷蔵ケースの商品の値札が、店内で飲む場合と持ち帰る場合の2段表記になっており、全ての商品を店内で飲むことができます。
一杯目はおり酒にしました。コップ1杯300円。滑らかな飲み口とコク、上品な甘みで美味しい。飲んでいるところに常連さんと思しき女性が入店。慣れた感じでレジ脇に椅子を運んで座り、店主と話しながら飲み始めました。
またしばらくすると今度は男性の常連さんでしょうか、レジ横のカウンターに座り飲み始めました。
2杯目はコップでレンチンの燗酒300円。寒い日はやっぱりこれですね。
沁みます。
飲んでいると常連さんからつまみのおすそわけをいただきました。コップ酒と乾きのもののつまみ。これぞ角打ち、といった感じです。美味い!
遅ればせながら私もナッツを購入しお返しさせていただきました。
店主も常連の方もフレンドリーで、店の雰囲気も良く、良心価格。「ザ・角打ち」の良店です。楽しい時間を過ごせました。
角打ちは18時~21時
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