昼のみといえば蕎麦屋です。
浅草の寺方蕎麦 長浦に来ました。
蕎麦屋にはたいてい3時か4時ごろ行きます。この時間帯が一番空いているのでゆっくり飲めますから。
とはいえここはいつも混んでいて、今日も3時半ごろ来たにも拘わらず空きは1席だけでした。待たずに座れてよかった。店内はテーブル4つでこじんまりしており、たたずまいにも風情があり落ち着きます。
寺方蕎麦は寺の僧侶が考案した蕎麦で、ここの名物は、千切り大根を絡めた妙興寺そばと一面に大根おろしをかけた「雲水そば」です。
早速、金盃を燗でいただきます。
酒を頼むと細かく刻んだきゅうりの漬物がお通しで出るのですが、絶妙の辛さで酒との相性は抜群。酒のお供ということでは、茄子の揚げ出しも美味い。
この2品だけでいくらでも飲めます。
うれしいのは天ざるを頼むと先に天麩羅だけ出してくれるところです。天麩羅をつまみに酒を飲み、満足したら蕎麦で締めれます。
こういう細やかな心遣いが酒飲みの心を掴むんでしょうね。常連が多いのも頷けます。
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