昼飲みの聖地まるます家総本店は、飲兵衛が集う街赤羽のランドマーク的な店です。
先代が戦後間もない昭和25年に、ちゃんとした焼酎が飲める場所を提供しようと創業。近所に工場が多かったこともあり夜勤明けの方にも楽しんでもらえるようにと朝から酒が飲める店を始めたところ、工場で働く人や警察・消防などの公務員、バスやタクシーの運転手等夜勤明けの客で賑わうようになったとのこと。
この店は大衆向けの居酒屋ですが、鰻やスッポンなどの高級食材も提供するところが一味ちがいます。看板メニューは、鯉と鰻。その他のメニューも豊富で、どれもなかなかの味です。この日は、金升の熱燗、牛すじ煮込み、店オリジナルのモヒート酎ハイを注文しました。
この店で人気があるのはガラスボトルに入った1リットルのハイリキ「ジャン酎」。その名の通りジャンボな酎ハイで、多くの人が注文しています。これにモヒートセットを組み合わせたのが通称「ジャンチュウ・モヒート」、店のオリジナル商品とのことで、かなりの人が飲んでいます。
ところで、まるます家には次のようなルールがあるそうです。
1.酒は一人3杯(ジャン酎は1本)まで
2.酔っぱらいの入店禁止
店の雰囲気がよく、なんとなく品格があるような気すらする(朝から飲んでいる割には)のは、このルールのおかげもあるのでしょうね。
昼飲みどころか朝から飲める。
いつまでも続いてほしい有難い店です。
本来店は朝9時から夜9時半の営業でしたが、現在コロナ禍のため、営業時間が変則的になっています。一日も早く正常な状態に戻ることを祈ります。
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