キリンディスティラリーの 富士御殿場蒸溜所を見学しました。
ここは、モルトウイスキーとグレーンウイスキー両方をつくる世界でも珍しい蒸溜所です。
富士のふもと位置し、豊富な伏流水、冷涼な気候など自然環境に恵まれており、ウイスキー、ミネラルウォーター、缶チューハイなど、多様な製品を製造しています。ウイスキーの製造工程を見学できるツアーがあり、ウイスキー2種の試飲付きで80分。参加費は500円です。ツアーに参加するにはインターネットか電話での事前予約が必要です。
<https://www.kirin.co.jp/experience/factory/gotemba/event/fs.html>
東京から東海道線で国府津まで行き御殿場線に乗り換え約2時間半で最寄り駅御殿場に到着です。駅から蒸留所までは車で20分弱。ツアー開催日はシャトルバスで駅と蒸留所間の無料送迎サービスの提供があり便利です。運転手さんは親切でとても感じの良い方でした。受付をすませたら券売機で参加費チケットを購入します。ツアーは14時10分開始です。少し時間があるので屋上の展望台へ上りました。天気のいい日は富士山が間近に見えます。そのあと外に出てキリンの森を少し散策しました。入口に設置されているキリンのオブジェは一見の価値ありです。
開始5分前にシアター前に集合しました。参加者は私を含めて6人。
いよいよツアーの開始です。
全長約12メートルのシアターによるプロジェクションマッピングで富士御殿場蒸溜所の概要を紹介してくれます。富士山の伏流水は50年かけて濾過されるとのことで、有機物が少なく適度のミネラル分を含んでいるため、デリケートな香りで雑味のない”クリーン&エステリー”なウイスキーきが出来上がるとのことです。”クリーン&エステリー”はキリンディスティラリーが目指すウイスキーの理想形でありツアー中に何度も出てくるキャッチフレーズです。
2. 見学::50分
これよりウイスキーの製造工程に沿って蒸留所を見学します。
(1)蒸留
蒸留器はモルト用とグレーン用あわせて6基あります。グレーン用はマルチカラム、ケトル、ダブラー3種類あり、特にケトル、ダブラーがあるのは日本ではここのみとのことです。グレーンウイスキー用の蒸留器については映像で更に詳しく説明してくれ、キリンがいかにグレーンウイスキーに力を入れているかが伝わってきます。
(2)発酵
ステンレスと木桶発酵槽が見れます。木桶はモルト用に最近導入したとのことです。
(3)パッケージング
パッケージラインの工程を見ることができます。ここではさまざまな機械や実際に働く従業員の姿を見ることがでます。残念ながらこのときは機械が停止しておりビデオで説明を受けました。
3. テイスティング:20分
最後は、「陸」と「シングルグレーンウイスキー 富士」のテイスティングです。
陸はストレートで飲んだ後、加水しスワリングして香りを楽しみながら再度試飲。カカオ70%チョコレートとのマリアージュも楽しみました。
富士はストレートで試飲した後、ロックかハイボールの好きな飲み方を選んで再度試飲です。私はロックにしました。
蒸留所を見学後した後飲むウイスキーは作り手の思いが伝わってくるようでいつもの数倍美味しく感じました。全行程80分の楽しいツアーでした。
おまけで土産屋にについて一言。ここでは蒸溜所でしか購入できない限定ウイスキーや、オリジナルグッズを販売しています。私は蒸留所限定のシングルモルト”Distiller’s Select”を購入しました。家で飲むのが楽しみです。
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