暑さがやっと収まり、空気が澄んだ秋空に浮かぶ月が日増しに美しくなってきました。
10月25日に大宮の氷川神社舞殿で催された観月雅楽演奏会は、美しい月を見ながら雅楽の演奏と舞を楽しむというこの季節にぴったりの催しでした。
開演時間は18時で、歌あり踊りありの演奏は休憩時間を含め約2時間。曲目は以下の通りです。
神楽: 豊栄の舞、浦安の舞
管絃: 壱越調音取、酒胡子、胡飲酒破
舞楽: 蘭陵王、落蹲(納曽利)
用意された500の座 席は満席で立ち見客も多数いましたが、観覧料は無料でチケットなどもなく入退場自由のため非常におおらかな雰囲気。神社の境内ということもあり和やかでゆったりとしたなかにもピリッとした空気が流れています。
舞台の屋根越しに輝く月が美しく、幻想的な風景の中でみる雅やかで趣溢れる舞台は感動的です。とても豊かな時間を過ごすことができました。
舞台終了後は角打ちで熱燗。
冷えた体に沁みました。
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