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’80s アメリカの旅33

28.ラスベガス(1

 

6時半にラスベガスのデポに着いた。バス乗り場にもちゃんとスロットマシンがある。さすがだ。朝食は7時ごろから食べられるらしいのでとりあえずガイドブックを見て近所のホテルへ行って見た。ラスベガスでは安くておいしいビュッフェ形式の食べ放題の食事がウリらしい。1.34ドル、273円でこの値段とボリュームとはすごい。デザートも種類と量が豊富だ。セルフ方式のソフトクリームメーカーまである。バニラ、ストロベリーとフレーバーのバラエティも用意されている。ここで初めて自分でソフトクリームを作った。うまくウズを巻くのはなかなか大変だ。

 

いままで貧しい食生活を送ってきたせいかとても食べきれない量の食べ物をつい皿にとってしまう。食べ過ぎてお腹がパンパンになった。普段は食べられる量しかお皿にとらないのに、お腹が減っていると食べられないとわかっていてもとってしまう。

 

腹ごしらえを終えると街外れの「ネバダホテル」というモーテルにチェックインした。ツインルームでかなり広い。この街は食事とホテルが安い。できるだけ快適な環境を提供して長く滞在してもらい、カジノでがっぽり儲けようという作戦らしい。

  

ホテルでシャワーを浴び、少し仮眠をとった後、いよいよカジノに繰り出した。モーテルのフロントには食事・ショーの割引、近くのアトラクション等様々なクーポンが置いてあった。ディナービュッフェ1ドル引き(3.74ドルが2.74ドル)などめぼしいものを一通りサブザックに詰めて外に出た。

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